今回は、子育てにおける父親の役割について書きたいと思います。
私は、妻と娘2人の4人家族で生活しています。
私は平日は仕事に出ていて、妻は専業主婦なので、子育てについてはほぼ100%妻に任せている状態です。いわゆるワンオペ育児といったところでしょうか。共働き世帯が増えているとはいえ、まだそのような家庭は多いのではないでしょうか。
今回は、結婚歴10年、育児歴7年の私が、そのような家庭の父親が子育てに関してどういったことができるのか記事にしました。
私のように日ごろ子育てに参加できていない方に少しでも参考になれば幸いです。
結論:妻のケアに徹する!
結論を先に書きますが、父親が最優先にすべきこととして、妻のケアに徹することです。
以下解説します・
ワンオペ育児は大変
日中お母さん一人での育児になると、ごはんの準備、掃除、洗濯、おむつ替え、ミルク、公園遊び、勉強、習い事、買い出しといったことを一人でこなさなければなりません。
しかもこどもは毎日言うことを聞いてくれるわけではないので、このタスクを計画通りに進めることはとても困難です。なので一人で育児・家事をこなすことは想像以上に疲れます。
ワンオペ育児は孤独
そして、一日中こどもと過ごすことになるので、日中大人と話すことがほとんどありません。ママ友と話せれば良いですが、共働き世帯も増えているので日中に会えるママ友を見つけられないかもしれません。また、ママ友を見つけても腹を割ってなんでも話せるわけではないかと思います。
孤独でさらに一人で子育てをしなくてはいけないと考えるので責任を一人で背負い込みプレッシャーを強く感じてしまいます。
お母さんは疲れている
以上のように、慣れない子育てを一人でしているお母さんは毎日へとへとに疲れいるのです。
父親のできること
以上のことから、父親としてはまず最優先にお母さんのケアをしてください。
具体的には、お母さんへの労いの言葉や、感謝を伝えましょう。
そしてお母さんの話をよく聞いてあげてください。
話を聞く際の注意点ですが、話に対して全面的に共感しましょう。
私もたまにやってしまうのですが、話に対する反論やアドバイスは厳禁です。
お母さんは、ただただ話を聞いて共感してほしいのです。
ですのでお父さんは「そうだね、大変だったね」とお母さんの話を受け入れてあげて癒してください。
お母さんは「太陽」
ある育児本に書いてあったのですが、東大に合格した子どもたちのアンケートをとったところ、ある二つの質問に対してだけは、回答者の全員が同じ答えを述べたというのです。
1つは、「勉強をしなさい、と一度も言われたことがない」と
もう1つは「お母さんはいつもニコニコしていた」という回答だったのです。
そして、この本は以下にこう続けて書かれています。
お母さんという「太陽」が、いつも安定してニコニコいること。つまり、お父さんとお母さんという、こどもにとって最大で最愛の環境が幸せであることが、伸び始めた芽を育てる一番の栄養になるのだということを、このアンケートが証明していると思うのです。
引用:小3までに育てたい算数脳(著者 高濱正伸、エッセンシャル出版社)
この話を聞いてとても納得しました。
子育てにおいてまず整えなければならない土台は家庭の環境であると感じました。
「太陽」であるお母さんがいつもニコニコできるように、お父さんはお母さんの心のケアをしていきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
「子育てがなんだかうまくいっていなかも」と感じているお父さん、もしかしたらお母さんが疲れているかもしれませんよ。
まずは「太陽」であるお母さんの話を「空」のように大きな気持ちで聞いてあげてみてはいかがでしょうか(https://news.yahoo.co.jp/articles/0455ff0b502144e01e80372d0af38e2599b7c2ac)。
参考書籍
小3までに育てたい算数脳(著者 高濱正伸、エッセンシャル出版社)
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