夫婦円満のためには、ベースである生活の安心・安全を確保することが前提です。
お金がなくて生活が苦しければ円満な夫婦生活を送ることはかなり厳しくなります。
夫婦生活のベースのための生活費を確保することが重要になります。
生活費を確保するためには、お金を稼ぐか生活費用を少なくするかの2択になります。
お金を稼ぐよりも生活にかかる費用を少なくするほうが早く効果がでるので、まずは、生活費用の見直しをしましょう。
ここでは実践して効果の大きかった節約術を紹介したいと思います。
支出の洗い出し、家計簿アプリの利用
まず初めに、毎月の支出を把握することが大切です。支出を把握することで、どこに無駄遣いをしているか分かり、対策がとりやすくなります。
ただ、支出ってなかなか把握するのが難しいと思います。
そこでおすすめなのが家計簿アプリの利用です。
わたしは「マネーフォワードME」のアプリを使用しています。
このアプリは、銀行口座、クレジットカード、電子マネー、ポイント等と連携することができます。連携すれば口座への入金時や、クレジットカード使用時、ポイント使用時に自動でアプリに記録されるので支出の手入力等はしなくても支出の一覧が作成されます。
わたしは、自分のクレジットカード以外にも家族の口座や、証券口座もこのアプリと連携させているので、このアプリ1つで家族で使用しているすべての口座残高、資産推移や支出を管理することができます。
家計簿を作成したい方や家計簿作成を断念した方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
アプリはこちら↓
携帯電話のキャリアの見直し
携帯電話料金を毎月5000円以上支払っている方は、プランやキャリアを見直してみてはいかがでしょうか。
ちなみにわたしは、ドコモから1年間無料の楽天モバイルに乗り換えました。通話やネット回線も特段問題なく使用できています(都内)。
最近は、大手キャリアも月々2000円台の格安プランを提示しているのでこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。
キャッシュレス決済の利用
クレジットカードや電子マネー、QRコード決済などのキャッシュレス決済で支払った場合、支払額に対して1%程度のポイントがつきます。
たかが1%と思うかもしれませんが、あらゆる支払に対してキャッシュレス決済を使用するとかなりのポイントを取得できます。
例えば、年間支出額が400万円として、その支出を1%還元率のキャッシュレス決済で支払えれば年間で4万ポイントゲットできます。これを毎年繰り返せばかなり大きな金額を節約することができます。
詳しい説明とわたしのポイント実績は以下の記事をご覧ください。
楽天経済圏の利用
楽天経済圏とは、「楽天市場」や「楽天銀行」、「楽天モバイル」、「楽天でんき」などの生活にかかわる楽天のサービス群です。
楽天で取り扱っているクレジットカード(楽天カード)、楽天モバイル、ネットショッピング(楽天市場)、書籍購入(楽天ブックス)、電子書籍(kobo)、銀行口座(楽天銀行)、証券口座(楽天証券)、保険などのサービスを可能な限り利用する(楽天経済圏で生活する)ことで楽天市場での買い物に対するポイント還元率がアップします。
楽天経済圏で生活している状態で、日用品などの生活必需品の購入を楽天市場で行うことで取得できるポイントがアップし、結果的に支出額を抑えることができます。
楽天ポイントの還元率がアップするサービスは以下の通りです。
赤線のアンダーラインを引いているサービスは、比較的誰でも利用しやすいサービスです。
赤線アンダーラインのサービスを利用するだけで、合計8.5%の還元率になります。
楽天のサービス自体もお得なものが多く、さらに楽天市場の利用で還元されるポイントも増えるので一石二鳥の節約といえます。
電力会社の見直し
2016年から電力会社を選べるようになりました。
インターネットやスマホなどがあれば簡単に電力会社の電気代の比較ができるので調べてみましょう。
切り替えは、インターネットで手続きできます。
1回の手続きで安い電力会社に切り替えてしまえば、あとは節約効果がずっと続くので、安い電力会社があれば切り替えましょう。
生命保険、医療保険の見直し
民間の生命保険を払いすぎてはいませんでしょうか。
日本の健康保険制度で、ほとんどの医療費はカバーできているので、追加で医療保険に加入する必要はほぼありません。日本の高額療養費制度で、高額な医療を受けたとしても月の支払額は最大で10万円弱(年収500万円以下の場合)なので、医療費は保険ではなく、貯金して備えておきましょう。
一家の大黒柱が万が一倒れたら、一家が路頭に迷うというリスクがある家庭の場合は、大黒柱の生命保険に加入しておいたほうが無難です。生命保険は、月々の支払いの安い掛捨てタイプがお勧めです。
貯蓄タイプの生命保険もありますが、あまりお勧めしません。貯蓄タイプは保険と投資が組み合わさったもので毎月の支払いが多くなります。掛捨てタイプで保険料を安くして、浮いたお金は貯金や手数料の安いネット証券口座の投資にまわしましょう。そのほうが将来より多くの資産を残せます。
私も結婚したての時は、満期になればこれまでの支払額以上の金額が戻ってくる貯蓄型生命保険に3個入っていました。ただ、月々の支払い額が高くなり、毎月預金が減っていく保険貧乏状態でした。
今は貯蓄型保険を解約しているので、貯金も毎月増えていますし、積立nisaで投資も始めることができました。
インターネット回線の見直し
インターネット回線も見直してみましょう。
光回線の場合は、基本的に携帯電話のキャリアと合わせるのが安くなるようです。
光回線比較情報→https://getnavi.jp/digital/504144/
サブスクリプションの見直し
サブスクリプション、いわゆる定額使い放題サービスですね。
例えば、amazonプライム(500円/月)、Spotify(980円/月)、Hulu(1026円/月)などのサービスがあげられます。
1つ1つは安く感じますが、上記3つを契約した場合、月々2,506円の出費で、年間で約30,000円になります。
ぜひ見直してみてはいかがでしょうか。
ちなみにわたしは、amazonプライムとkindle unlimitedは契約しています。
この2つはコスパ良すぎだと思います。
フリマアプリの利用
買いたいものがあれば、まずはメルカリやラクマなどのフリマアプリで安く売られているか確認しましょう。とくにゲームなど中古として売りやすいものは、フリマアプリで買って、遊んだ後再度フリマアプリで売れば、ほぼ出費ゼロです。このやり方については、以下の記事に詳しく説明しているので確認ください。
ランチを手作り弁当に切り替える
仕事の昼休憩の昼食で、500円以上使用している方は、手作り弁当にしてみてはいかがでしょうか。
手作り弁当であれば、材料費は100円程度で済みます。
例えば昼食代が500円のところ手作りお弁当にすれば、400円節約できることになります。毎月20日勤務とすれば毎月8,000円の節約になり、年間で96,000円の節約になります。この節約はかなり大きいですね。
「手作り弁当を作る時間がない」と思っている方でも、慣れれば簡単に毎朝お弁当を作ることができますよ。
以下、わたしの毎朝の弁当ルーティーンを説明します。
- 冷凍食品のからあげを電子レンジで3分温める。
- 玉子焼きを焼く
- 弁当箱にお米、からあげ、玉子焼き、冷凍枝豆(自然解凍)を詰めて出来上がり。
以上です。5分程度で完成です。時間が無いときは、からあげと枝豆でも良いでしょう。
冷凍食品をフル活用しましょう。
これだけで、年間96,000円節約できます。
飲料水をミネラルウォーターから水道水に切り替える
飲料水は、水道の蛇口に浄水器をつけて、そこから利用しましょう。
市販のミネラルウォーター2Lが1本200円として、1日1本(2L)消費する場合、1年で約73,000円の支出になります。
対して、水道水の場合は1L=0.24円として、1日2L消費する場合、1年で約175円の支出になります。
なんと1年で73,000円の節約!
浄水器を使用しても初期費用5,000円、フィルター交換(2000円)年4回としても年支出13,000円程度で、ミネラルウォーターと比較して60,000円程度は節約できる計算です。
日本の高品質水道水をありがたく頂きましょう。普通にミネラルウォーターと味は変わりません。
都内在住なら車を持たない
わたしは、東京都在住で、車はもっていません。
東京都はJR、私鉄、地下鉄が発達しているので電車で問題なく移動できます。
旅行等で車が必要なときはレンタカーやタクシーを利用しています。
都内では車が無くても不自由なく生活ができるのです。
車を持っているだけで年間約40万円程度の維持費がかかっているそうです。
(参考:自動車の維持費ってどれくらい?平均費用や節約方法も紹介)
車のローンも含めると、かなりの支出になります。
週に1回程度しか車に乗らないという方は、思い切って車を手放してみてはいかがでしょうか。
ふるさと納税の利用
ふるさと納税は、サラリーマンができる数少ない節税の1つです。ぜひ利用しましょう。
ふるさと納税の控除の上限額は、年収や扶養状況によって変わってきますので、事前に調べておきましょう。上限額は、ふるさと納税の運営サイトで簡単に計算できますので活用してみてください。
ふるさと納税運営サイトの一覧
一例を示しますと、年収500万円の独身の方のふるさと納税の控除上限額は約63,000円になります。これは、寄付上限が63,000円(1月1日から12月31日までの期間)ということを意味します(寄付の総額が63,000円を超えた分は、控除対象外になりますので注意しましょう)。
ふるさと納税で63,000円を寄付した場合、実質負担額2,000円で18,900円(63,000円×0.3)の価値の返礼品をゲットできたことになります。
利用しない手はありません。
浮いたお金は積立nisaで運用
以上の節約を実践すると年間で50万円程度は節約できます。
節約した年間50万円は、投資で運用してさらに増やしていきましょう。
積立nisaであれば、毎年最大40万円で20年間運用できます(投資元本最大800万円)。その時の運用利益は非課税になる、とてもおいしい制度です。
わたしも現在積立nisaでインデックス投資を始めて2年目になります。運用益ですが投資額に対して約20%の利益が出ています。インデックス投資は投資信託の1つです。投資なので短期的には元本割れする時期もあるかもしれませんが、15年以上の長期間でみれば元本よりも増える可能性が高いことが示されている比較的な安全な投資方法になります。
興味がある方は、ぜひ調べてみて試してみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、わたしが実践している節約をご紹介しました。
紹介した節約術ですが、実践すれば年間50万円、20年続ければ1000万円の節約になります。
一緒に節約を楽しみましょう。
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